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約4ヶ月のプロジェクト GWの3連休は実感・山形でノンビリ過ごしました。 いつもは飲めや食えやの宴会で埋まるスケジュールなんですが、今回はまさかの発熱!おかげで3日間はほぼ何もせずに寝て過ごすというトホホな結果に。 ただ、今年の帰省はいつもと違う目的がありました。

母への誕生日プレゼントは絵本でした

今年2016年は母の還暦の誕生日です。今まで言葉だけしか贈ってこなかった親不孝者なボクですが、今回は何かいつもとは違うサプライズを渡したいと考えてました。 それがこの絵本。「キツネのツネばあさん」です。

あらすじ

街へお買い物に行くために、人間に化けて電車に乗ったキツネのツネばあさん。そこには可愛らしい出会いとちょっとしたドタバタ劇がありましたー 実はこのお話、母がコツコツと書き貯めていたものの1つなんです。母は約5年前から祖母の介護を始めました。 山形から実家のある仙台まで電車で移動していたのですが、1時間半はある片道をどうやって過ごそうか考えていたそうです。 その時間つぶしに始めたのがこのお話作り。今ではWordで80枚くらいになっているんだとか。元落研らしい皮肉に富んだお話も多く読んでいて楽しくなります。

初めて渡したプレゼントらしいプレゼント

冒頭でも書きましたが、生まれてこのかた母にまともなプレゼントをした事がなかった親不孝者のボク。もちろんサプライズだって初体験です。 そんなわけで、プレゼントを渡しても相手がどんな反応をするかわからず、正直かなり緊張していました。 そうして迎えた本番。何気なく渡した絵本が自分のお話だとわからない母は、最初困惑しているようでした。 ただその後、手に取っている絵本が自分の書いたモノだとわかっても、母は変わり映えのない反応を見せます。 あれ、もしかして失敗?と半ば凹みかけていたら、ポツリと母がこんな言葉をつぶやきました。 「ごめんね、反応薄いように見えるけど、突然の事で嬉しくて、なんて言えばいいかわからなくなってるの」 普段からドラマや映画で感動シーンがあると必ず涙をボロボロ流す感情豊かな母。そんな彼女のローテンションなリアクションに心臓がバックンバックン言っていたのですが、この言葉に救われました。 こうやってプレゼントできて本当に良かったです。

スペシャルサンクス、トモコさん

彼女のお話を絵本にしてプレゼントしようというプランは、実は去年の5月あたりから構想にありました。 その中で最もハードルが高かった問題が、絵をどうするか。その問題を一挙に解決してくれたのが、偶然かさこ塾の講座で出会ったヴィーガンイラストレーターのトモコさんとの出会いでした。 ヴィーガンイラストレーターTOMOKOのブログ
優しく柔らかいタッチの絵が素敵なトモコさんの作品は、まさに頭の中にあった絵本のイメージにぴったりとハマりました。 1度9月にこのお話を相談したとき、トモコさんも是非!と快諾してくれた時の喜びは今でも覚えています(ちょうど同時期に頭を悩ませる問題もあったので、余計に嬉しかったです) そして今年の1月から何度かの打ち合わせを通じて、絵本が形になりました。 トモコさん、本当にありがとうございます。おかげで母の還暦祝いを最高の形で迎えることができました。 Posted from SLPRO X for iPhone.]]>

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