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自己承認欲求を満たす最強の合言葉

人からもらう「ありがとう」の破壊力

お金を稼ぐ、立派な家に住む、大きなプロジェクトを成功させる…。 人生における成功体験は様々ですが、その中でも最強の一つは
他人から「ありがとう」と言われた時です。
それを改めて教えてくれたのは、自分よりも一回り年下のJK(女子高生)でした。

それは不意に来たLINE通話だった

仕事終わり、帰途につくというところで、iPhoneが鳴り出しました。 ふと手に取るとLINEの通話が。 友達の少ないボクに通話の着信があるのは稀なことです(オイ) それは地元の親友からでした。 いつもはお互い仕事があるのを理解しているので、通話があるのは夜。 そして大概飲み会の席だったり他愛もないことだったり(笑) 珍しいこともあるもんだと通話に出ると、それは教え子の進路の相談でした。 彼は高校教師をしているのですが、教え子がボクの卒業した学部・学科を受験するとのこと。 その為ボクに学科の傾向や良いところ、学べる内容を訊きたいというのです。 これは焦りました。 焦った理由は2つ。 1つはその学部を卒業して7年近く経過し、学科構成が著しく変わっていること。 (何せボクの学科はボクが一期生という新しい学科で、今も再編が続いています) もう1つは自分より一回り下の女の子、しかもJKとまともに話せるかということ(笑) 向こうは電話を代わり、こちらの緊張も高まります。 するとiPhoneから聞こえたのはカチコチに緊張した女の子の声。 ああそりゃそうですよね。 いくら先生の友人とは言え、顔も見たことのないおっさんに話を訊くわけですから。 緊張するのは当然の話です。 その声を聞いたおかげで、かえってこっちの緊張がほぐれてしまいました。 ボクは手元に学部のサイトを開きながら、 『あ、この教授はまだご在籍だからこの子の勉強したいことが深掘りできるな』 『ああそいうえばこんな授業とか学科の傾向があった』 なんて昔を懐かしみつつ、答えられる範囲で必死に脳みその海馬をフル回転させて彼女の疑問に答えていきました。 ボクは話が脱線することがしばしばなので、 毎回話すたびに 『これで答えになってる?』 と彼女に確認していきます。 ある程度話し終えたあと、彼女は 『ありがとうございました』 とボクにお礼を告げ、そのあとは友人と他愛ない冗談を交わして通話を切りました。 すると身体に込み上げてきたのは、なんとも言えないこそばゆさと多幸感でした。

打算的でない献身

突然のことだった友人からのお願い。 女の子からの質問を聞いている時は、彼女がこの先の進路をちゃんと歩けるよう少しでも情報を伝えていきたいという一心でした。 打算的ではなく、他人の為に物事に必死になる、没頭する。 そうして一連の行動が終わってフッと心の隙ができたところに舞い込んで来た想定外の言葉。 これは心が揺さぶられて当然でしょう。
もうボクは一気にこの子の密かな応援団になってしまいました(笑)
彼女はそんな事思ってもないでしょうがね。 「『ありがとう』は味方を作る最強の言葉」なのかもしれない。 ってこれじゃ記事の内容が変わってしまいますね。   彼女がこの先無事に望む進路を辿れる事を祈るばかりです。 その時できる手伝いはなんでもしてあげたいと思うアラサーなのでした。 ではでは、トモローでした。    ]]>

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