今更話なミラーレス一眼とデジタル一眼レフの違い
今日、知り合いの方からとあるデジタル一眼レフをお借りしました。
EOS 5D Mark II。2008年発売の決して新しいものではないのですが、その高性能から今でも根強いファンがいるハイアマチュアモデルのようですね。
今仕事と趣味の兼用で使っているのがミラーレス一眼だったので、デジ一を買おうと思っていたタイミングでのありがたい申し出。
「1ヶ月くらい使い倒してみてくださ〜い」
とのお言葉に甘えて、これからいろんなシーンで撮りまくって、その性能や使いやすさをチェックさせてもらう予定です。
土日にちょうど仕事でもカメラが必要なので、ミラーレスも用意しつつ、チャンスがあれば使っていきたいですね。
今のカメラを購入したのがちょうど2年前。コンパクトさに惹かれてミラーレス機をチョイスしたんですが、そもそもミラーレスと一眼レフの違いが最近までわかっていませんでした。
最近になって「デジタル一眼レフ欲しいなあ」と思ったのは、仕事中に撮影していたミラーレスに対する「違和感」からでした。
僕が最初に買ったカメラは、12年前のEOS kissシリーズのデジタル一眼レフ。当時の撮影していた感覚と、今使っているカメラでの撮影感覚でずいぶん違うなあと思っていたんです。
これを感じ始めた時、実は僕、自分が使っているカメラをミラーレスと認識していなかったんですよね。今となってはおいおい、とツッコミたくなる話です。
そもそも「ミラーレス」って、名称自体がユニークです。「ミラー」が「レス」って。カメラにミラーなんてあったかしら?って。
ですが、この名称の特徴そのものが、デジタル一眼レフとの最大の違いと言えるだと最近よくわかりました。
デジタル一眼レフって、レンズ越しの光をミラー→ペンタリズムに投射して、そしてファインダーで見ることになります。しかし、ミラーレスはこの「ミラー」がないってことです。
液晶モニターやファインダーに映るのは、レンズから入った光を電気信号にしてくれる半導体「イメージセンサー」による像です。デジタル一眼レフで液晶モニターがあるタイプは、このイメージセンサーが活用されているみたいですね。
一度電気信号にして表示するため、ミラーレスではファインダー・モニター越しにでる像にはタイムラグが起こると言われています。だからミラーレスは、あまり動く被写体の撮影が苦手なようですね。
それ以外にも、単純な機能面でデジタル一眼の方が優れている点が多くあるそうな。(機種それぞれの性能にもよるとは思いますが)
おそらく、実像をそのまま写してシャッターに到るまでのタイムラグがあまりなかったデジタル一眼レフの感覚がまだあったことが、ミラーレスでの撮影での違和感に繋がっていたんでしょう。
まあ今使っているEOS M3も全然使いやすいですし、まだまだ性能として使いこなせていないから、しばらくは彼が大事な相棒に変わりはありませんがね。
しばらくは知り合いのカメラをどんどん使わせてもらって、仕事・趣味でもう少し表現力を上げていきたいなと思い始めたら、ハイアマチュアモデルに手を出していきたいなと思っています。
どんなものにしろ、「何を買おうかな」と計画している時が一番楽しいですよね。今日も夜な夜な、カメラの商品一覧とかを見ながら夜更かしです。
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