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その差は、対人関係にある Mr.Children「everybody goes~秩序のない現代にドロップキック~」の冒頭「複雑に混ん絡がった社会だ」が最近ずっとリフレインしているトモローです。 職場にはいろんな人間がいますね。今ボクのいる現場ではある3人のキーパーソンがいます。 Aさん:素直で指示に対して迅速に対応するけれど、凡ミスが多くてテンパりやすい Bさん:超真面目な仕事っぷりだけど、杓子定規的で自分の非を認められず、たまにでっかいミスをしてクレームをもらう Cさん:ウチで最古参。普段は面倒見がいいんだけど、小さい事ですぐ苛立ち子供みたいに感情的になる。すぐむつける。 こんな感じでそれぞれの人たちに一長一短があります。そしてこの中で一緒に仕事をしやすいのは、実はAさんなんです。

長所が短所を埋めてくれる人と、短所が長所を消してしまう人

とにかく細かいミスが目立つAさんは、見ていてむちゃくちゃソワソワさせられる人でもあります。ただ一方で、むちゃくちゃ素直な方なのでこちらの指示にはすぐ動けるし、またその素直さのおかげでミスにも割りとすぐ対応できるんです。 ずば抜けてコミュ力があるわけじゃないけれど、要所での指示にきちんと対応してくれて、ミスがあってもすぐ謝罪して訂正してくれる。 最近では同僚の間でマスコットキャラのような人気を博している彼。最年長なのに不思議な魅力を持っている人なんです(笑) このAさんみたいに、割りと目立つ短所があるにもかかわらず対人関係が良いという長所がそのミスを「かわいい」に変換してくれているんです。 対してBさん、Cさんは仕事自体をそつなくこなすにもかかわらず、なにかミスを犯しても「私は悪くない!」の一点張り。これが周囲の人間をかなり苛立たせてしまいます。 せっかくの長所があるにもかかわらず、対人の短所がそれをかき消してしまいます。肝心の仕事ぶりにも「あいつらは融通がきかない」と低評価になってしまうんです。

短所×短所の組み合わせが悲劇を生む・・・

さらに不幸なことに、Bさん・Cさんは2人でタッグを組むことが多い。よく「マイナス×マイナス=プラス」という数式を思い浮かべますけど、仕事ではそれが大きな悲劇を生みます。

ベテランのCさんが指示を出すけれど、言葉足らずで融通のきかないBさんには通じない。それが原因でむつけてしまったCさんの口調がどんどん荒くなる。それがBさんの頑なな態度を助長する。

という悲劇のスパイラルが生まれ、そのイライラが今度は周りの人間にも悪く作用してしまい、最近では2人をどうするのかみんな頭を悩ませています。

環境でも変わるけれど、その人自身の変化も必要

この2人の問題だけを解決するなら話は簡単で、2人に対して大人な反応が取れる人と組めばいいわけです。例えばマイペースな人とか、落ち着いて仕事ができる人。 2人とも、環境が整っていればきっちり仕事をこなしてくれるわけですから、その環境に身を置ければ十二分に輝くことができます。けれど、人材は限られているからその問題にだけ注力するわけにもいかない。 そのため大事になってくるのは、2人が自分の置かれている状態に気づくことでしょう。ほんの少しコミュニケーションの方法が変わるだけで、状況はガラリと変わるわけですから。 でもまあ・・・気づかないんだろうなあ。]]>

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